TOEIC初受験。
　初受験にありがちな心境。
　つまり周囲の人間が全員天才に見え、ああ、凡人が紛れ込んでしまって申し訳ありません、ちょっと凡人がそこ通りますよ、ごめんなさいね、といった「戦う前から敗者」の心理に陥ってしまう。
　そして案の定、緊張のあまりリスニング中にパニックを起こしてしまい、３・４を完璧に落としてしまった。

　しかもリーディングに入ったとたん、隣の席の人が恐るべき速さでマークし始めるのにビビる。
　カリカリカリ、カリカリカリ、カリ、カリカリ…。
　これは普通に考えると、時間節約のためリスニング中にきちんとマークしておかなかったぶんをリーディングに入る前にきちんとマークし直しているのだと予測できるのだけど、なにぶん緊張でパニック中のこと。
　うげ、TOEICを受けるような天才はこの速さで文法問題を解けるのか。やはり凡人が来てはならないところに来てしまったのだ。しまった。恥ずかしい。
　と、とことんネガティブに。

　５の文法問題途中でようやく落ち着きを取り戻し、残りはスムーズに解答。時間との勝負といわれるTOEIC試験で、５分を残し完了するも、さりとてすでにとき遅し、と肩を落とし帰路についたのだった。

この日の結果はコチラ。
5月31日のテスト結果