TOEICにーさん.NET TOEIC受験の感想・攻略・勉強法
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今回は精神論です。
精神論ですが、実は担当しているTOEIC講座の初回で必ずお話しする内容でもあります。
それくらい僕は重要な事項だと考えています。
そこで、ここでもあえて「TOEIC攻略」としてお話しします。
TOEICを受験される方の多くは大学受験などを経て英語の勉強をされたと思います。
基本的に受験英語は、「細心の注意を払って、いかに間違えないか」に重きが置かれていたと思います。僕自身、丁寧に丁寧に解いていた記憶があります。
しかし僕が思うに、TOEICは違います。
TOEICを受ける際の気持ちの作り方として重要なのは、「間違えてもいかに気にしないか」という点です。
そもそもにして、TOEICというテストは尋常ではありません。たしかセンター試験の英語の問題は、80分で50問とかいう程度だったかと思います。
それと比べても、TOEICの2時間で200問という数字ははっきりいって正気の沙汰とは思えません。これだけの問題数を用意してくるほうにむしろ執拗な悪意を感じずにはいられません。
まあつまり、TOEICは精神的にも体力的にもかなりシビアなのです。
それでは、以下にTOEICテストはいかに間違えても気にしなくていいテストか、ということを書いておきます。
900点を取る人は、テスト中何回間違えるでしょうか?
TOEICはご存知のとおり、200問で990点満点です。まあ平たく、1000点満点という計算でいきましょう。
それでさらに各問題の難易度を考慮せず、単純計算まいります。
すると、900点取る人でも、一回の試験で20回間違えるのです。
僕は昨年の暮れに900点を取得しました。その際のテストを受けた感じは当時の感想にありますが、そこでは「それにしても、151回、むずかしくなかったっすか!?」と言ってます。「今回は900はきつそうだなあ。」とも言ってます。「隣が女子高生風のお嬢ちゃんでなんかもうハァハァした。」とも言ってます。
つまり、900点を取ったときでさえ、僕は「今回はイマイチだった」と思っているんです。
一回のテストで20回間違えただけでも、それだけガックリきちゃうものなのです。
では次に、よく目標点にされる730点について考えてみましょう。
TOEIC公式の評価でBランク。一般的に考えてかなりいい点数ですよね。企業なんかでもかなり優遇されちゃう点数ではないでしょうか。
では730点を取る人は、テスト中何回間違えるでしょうか?
単純計算で、なんと、53.5回です。
これはそうとうな数ですよ。
実は僕の初受験のスコアが740だったのでだいたいこの点数だったんですが、ここだけの話、僕は初受験を終えた日、家に帰って人知れず泣きました。あまりにも自分がふがいなくて。
そのときの感想がありました。以下に引用します。
「うげ、TOEICを受けるような天才はこの速さで文法問題を解けるのか。やはり凡人が来てはならないところに来てしまったのだ。しまった。恥ずかしい。」
このようにテスト中に舞い上がってしまい、半ばパニックの状態ながらになんとか解き終え、肩を落として岐路に着き、帰宅後シクシク泣いたものです。
しかしそれだけ落胆していたテストでさえ、結果が730を越えていたのです。
これが1回のテスト中に53.5回間違えたときの率直な感覚です。
つまり、1回の試験中53.5回間違えるというのは、これくらい精神的ダメージがあるのです。
それ以下の点数は僕は経験がないのでなんともいえませんが、740で泣いちゃったくらいですから、それ以下となるとかなりメンタル的に参ってしまうのではないかと思います。
それが、200問という常軌を逸した問題数を用意した変態テスト、TOEICというものなのです。
話は長くなりましたが、だからこそ、「間違えても気にしない」ことがTOEIC受験の際にとても重要な心構えとなるのです。
リスニングでボロボロだったら、残りの1時間15分のリーディングなんて捨て鉢で受けることになるでしょう。自棄になってチンタラ受けて、あーあ、リーディングの時間もぜんぜん足りんかったわ、もう二度と受けんわ、となるでしょう。
でも、そこをなんとか持ち直してください。最後まで勝負を棄てなかったら、きっと思ったよりいい結果が返ってきます。
人間というのは、成功した印象よりも失敗した印象のほうがよく覚えているものです。
僕の経験上、うわ、すげえ間違えた、と思っていても、実際には想像よりずっといい点数だったということが本当によくあります。
ついでに、TOEICは3~4択なんですから、本当に分からなかったとしても、偶然正解していることもおうおうにしてあるのです。
一番怖いのは、テスト中に心が折れてしまうことです。テストを途中で捨ててしまうことです。
そうならないためにも、間違えたこと、分からなかったことをいちいち気にしないでください。
200問も問題数があるのだから、かなりの点数を取る人でもかなりの問題を間違えることになります。
しかし間違えることに慣れていないと、こんなに間違えてしまった…、と気持ちにずしんとこたえるのです。
例えば目標点が700点だとして、リスニングで間違えまくったとします。その時点で、あ、もう無理や。やーめた、という気になるかもしれません。
しかし考えてもみてください。
単純計算ですが、700点は60回間違えても取れるんですよ。
まだ棄てるのは早い。テスト中は常にその気持ちで挑みましょう。
以上から強引にまとめますが、TOEIC攻略の心構えは一つ。
間違えても気にしない、ということ。
そして間違えても気にしないでいられるために必要なのは、どれくらいなら間違えていいのかを知っているということです。
その感覚を身につけるためには、ひたすら模試をやって、どれくらいのペースで間違えたら自分の目標点になるのかを分析しておくに尽きます。
たとえばこの模試はかなり本番の難易度に近いので、ぜひ挑戦してみてください。
精神論ですが、実は担当しているTOEIC講座の初回で必ずお話しする内容でもあります。
それくらい僕は重要な事項だと考えています。
そこで、ここでもあえて「TOEIC攻略」としてお話しします。
TOEICを受験される方の多くは大学受験などを経て英語の勉強をされたと思います。
基本的に受験英語は、「細心の注意を払って、いかに間違えないか」に重きが置かれていたと思います。僕自身、丁寧に丁寧に解いていた記憶があります。
しかし僕が思うに、TOEICは違います。
TOEICを受ける際の気持ちの作り方として重要なのは、「間違えてもいかに気にしないか」という点です。
そもそもにして、TOEICというテストは尋常ではありません。たしかセンター試験の英語の問題は、80分で50問とかいう程度だったかと思います。
それと比べても、TOEICの2時間で200問という数字ははっきりいって正気の沙汰とは思えません。これだけの問題数を用意してくるほうにむしろ執拗な悪意を感じずにはいられません。
まあつまり、TOEICは精神的にも体力的にもかなりシビアなのです。
それでは、以下にTOEICテストはいかに間違えても気にしなくていいテストか、ということを書いておきます。
900点を取る人は、テスト中何回間違えるでしょうか?
TOEICはご存知のとおり、200問で990点満点です。まあ平たく、1000点満点という計算でいきましょう。
それでさらに各問題の難易度を考慮せず、単純計算まいります。
すると、900点取る人でも、一回の試験で20回間違えるのです。
僕は昨年の暮れに900点を取得しました。その際のテストを受けた感じは当時の感想にありますが、そこでは「それにしても、151回、むずかしくなかったっすか!?」と言ってます。「今回は900はきつそうだなあ。」とも言ってます。「隣が女子高生風のお嬢ちゃんでなんかもうハァハァした。」とも言ってます。
つまり、900点を取ったときでさえ、僕は「今回はイマイチだった」と思っているんです。
一回のテストで20回間違えただけでも、それだけガックリきちゃうものなのです。
では次に、よく目標点にされる730点について考えてみましょう。
TOEIC公式の評価でBランク。一般的に考えてかなりいい点数ですよね。企業なんかでもかなり優遇されちゃう点数ではないでしょうか。
では730点を取る人は、テスト中何回間違えるでしょうか?
単純計算で、なんと、53.5回です。
これはそうとうな数ですよ。
実は僕の初受験のスコアが740だったのでだいたいこの点数だったんですが、ここだけの話、僕は初受験を終えた日、家に帰って人知れず泣きました。あまりにも自分がふがいなくて。
そのときの感想がありました。以下に引用します。
「うげ、TOEICを受けるような天才はこの速さで文法問題を解けるのか。やはり凡人が来てはならないところに来てしまったのだ。しまった。恥ずかしい。」
このようにテスト中に舞い上がってしまい、半ばパニックの状態ながらになんとか解き終え、肩を落として岐路に着き、帰宅後シクシク泣いたものです。
しかしそれだけ落胆していたテストでさえ、結果が730を越えていたのです。
これが1回のテスト中に53.5回間違えたときの率直な感覚です。
つまり、1回の試験中53.5回間違えるというのは、これくらい精神的ダメージがあるのです。
それ以下の点数は僕は経験がないのでなんともいえませんが、740で泣いちゃったくらいですから、それ以下となるとかなりメンタル的に参ってしまうのではないかと思います。
それが、200問という常軌を逸した問題数を用意した変態テスト、TOEICというものなのです。
話は長くなりましたが、だからこそ、「間違えても気にしない」ことがTOEIC受験の際にとても重要な心構えとなるのです。
リスニングでボロボロだったら、残りの1時間15分のリーディングなんて捨て鉢で受けることになるでしょう。自棄になってチンタラ受けて、あーあ、リーディングの時間もぜんぜん足りんかったわ、もう二度と受けんわ、となるでしょう。
でも、そこをなんとか持ち直してください。最後まで勝負を棄てなかったら、きっと思ったよりいい結果が返ってきます。
人間というのは、成功した印象よりも失敗した印象のほうがよく覚えているものです。
僕の経験上、うわ、すげえ間違えた、と思っていても、実際には想像よりずっといい点数だったということが本当によくあります。
ついでに、TOEICは3~4択なんですから、本当に分からなかったとしても、偶然正解していることもおうおうにしてあるのです。
一番怖いのは、テスト中に心が折れてしまうことです。テストを途中で捨ててしまうことです。
そうならないためにも、間違えたこと、分からなかったことをいちいち気にしないでください。
200問も問題数があるのだから、かなりの点数を取る人でもかなりの問題を間違えることになります。
しかし間違えることに慣れていないと、こんなに間違えてしまった…、と気持ちにずしんとこたえるのです。
例えば目標点が700点だとして、リスニングで間違えまくったとします。その時点で、あ、もう無理や。やーめた、という気になるかもしれません。
しかし考えてもみてください。
単純計算ですが、700点は60回間違えても取れるんですよ。
まだ棄てるのは早い。テスト中は常にその気持ちで挑みましょう。
以上から強引にまとめますが、TOEIC攻略の心構えは一つ。
間違えても気にしない、ということ。
そして間違えても気にしないでいられるために必要なのは、どれくらいなら間違えていいのかを知っているということです。
その感覚を身につけるためには、ひたすら模試をやって、どれくらいのペースで間違えたら自分の目標点になるのかを分析しておくに尽きます。
たとえばこの模試はかなり本番の難易度に近いので、ぜひ挑戦してみてください。
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