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2009年10月25日 (Sun)
 本日第150回TOEIC試験を受けてきた。

 リスニングは1の写真問題以外かなり手ごたえを感じている。
 前回3と4を解きながら「おや?」と思っていたのだけど、今回で確信に変わった。
 聞ける!解ける!
 問題が始まる前に「設問」と「選択肢」のすべてにきちんと目を通していたら、きちんと聞こえるしきちんと正解が分かるのだ。
 リスニングの難関がだいぶつかめてきたぞ!

 しかしリーディングが大失敗したかもしれない。
 集中が途中で切れたのか、周りの物音などにかなり気をそがれた。
 この辺は少し詳しく書いておきたい。

 今回は席が最前列のちょうど真ん中だったので、仮に僕はセンターフォワードだったということにしよう。
 すると、今回は3トップで、トップ下1枚という布陣だった。
 結果論だが、そういうことになるのだ。
 中でも、両ウィングの活躍ぶりはすさまじかった。

 なにがって、奇癖っぷりが。

 まずトップ下であるが、彼女はまあ仕方ないと許せる。かわいいし。
 風邪ひきで鼻水ずびずびなのは自然の摂理としてどうしようもないことだし、かわいいし、いいとしようじゃない。
 それからときどきサンダルをパタパタするのも結構気になったけど、かわいかったからそれも許すよ。かわいいよ。

 しかし両ウィングの野郎二人は許すまじ。

 まず右ウィングのおっさん。
 頻繁に指をボキボキ鳴らす。並びにふかーいため息をつく。など、聴覚的に的確なキラーパスを送ってくれた。
 また、彼の活躍は試験前から顕著で、奇人の発するオーラを伴って会場に颯爽と現れたときからなにかいやな予感はしていたのだ(かなりの確立で、僕にはこの手の様子がおかしい人にオーラが見えるのだ。ときとして、鏡に映る自分にも)。
 そしてまさかと思ったら隣に座りよったので、げげっとも思っていたのだが、やはり思ったとおりになってしまった。
 次からはこういう感じの人が座ったら席を代えてもらおうと思う。本気で。

 それから左ウィングのぼうや。
 コンスタントに手のひらでふとももをこすり続ける、という変則的かつ効果的な攻撃を見せた。
 こと、手のひらでふとももを擦るという新しいスタイルの貧乏ゆすりは、擦れる音のみならず、左サイドから視界に入ってくるぶん視覚的攻めでもあったのだ。
 彼の果敢な攻めによって集中力をかなりそがれたのはいうまでもない。
 今日のMIP(Most Irritative Person)は間違いなく彼だ。

 このような経緯で、聴覚的にも視覚的にも精神的にもかなり乱されてしまった。
 これは1割が言い訳であとの9割が本当だ。
 座席の運というのはかなりあるな。
 リスニングができただけに悔しい。

 ところでこのところは学研の『TOEICテスト本番攻略模試』という模試ばかりやっていた。
 これは一つの実験的な意味合いがあった。
 というのも、この模試集はかなり難易度が低いほうだと思うのだけど、もしかしたら本番もこんなもんなんじゃ…という予想のもと、今日まで他の模試を解かずにこの模試集ばかりやっていたのだ。
 そして確信した。
 この模試集、かなり本番の難易度に近い!

 模試としての難易度は高くないが、本番も実はそれと同じくらい難しくはないということなのだ。
 今回のテストでよくわかった。
 
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